子どもが 「席に座らずにうろうろする」のは 真の問題じゃない! 「氷山モデル」の考え方を イラストで分かりやすく解説【教育】
こんにちは「星(ほし)パパ」デス。
今日も楽しく、分かりやすく「発達障害」「グレーゾーン」について学んでいきマショウ。
色々な知識やマインドを得ることで、子供との触れ合いの時間が
- 【グレーな時間】→【GREATな時間】
- 【灰色な気持ち】→【Highな気持ち】
に変わりマス。
今日の話題はこちら
「氷山(ひょうざん)モデル」デス。
ビジネスや看護なんかでも扱われるモデルなのでご存知の方も多いのでは?
「気になっちゃう…」「直してほしい」問題行動
グレーゾーンの子達でよくある「気になる行動(問題行動)」には、「席に座らず立ち歩く」「いつもうろうろしてしまう」というものが挙げられマス。
これは「どうしたら座りますか?」や「何回言っても駄目なんです」といった声が聞こえてきマス。
この「問題」どのように扱えばいいのデショウか。
それには、まず「問題」について正しく捉えることが大事なのです。
シンプルだけど、大事なマインド
「氷山モデル」はとてもシンプルな考え方デス。
しかし、ここを意識しておけると、子供や子供を取り巻く環境の問題・課題の見え方が
グレーな視点(悩ましい/もやもやする)がGREATな視点(おもしろい/わくわくする)に転換する第一歩になりマス。
氷山(ひょうざん)と聞いて
生きていてなかなか「氷山」なんて、言葉は使いマセン。
思い浮かべるのは、「タイタニック」デショウか。
しかし、その「タイタニックと氷山」の関係はそのままこのモデルに直結するので、頭の中でイメージするのに、最適かもしれマセン。
イラストで簡単解説!
さて、今まさに船が沈没しようとしていマス。
その原因は「氷山(問題・課題)」を上手くよけられそうもないからデスね。
さてどうしてこんなことになってしまったのデショウか?
それは、「氷山の上の部分」しか見えておらず回避の方法や対処を上手くできていなかったから。
「見えている(目につく)問題」というのはだいたい、その下により「巨大な問題」を抱えているのデス
某忍者漫画でイメージ!?真の敵はまだいる…
ご存知の方も多い人気漫画「NARUTO」
『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1999年43号から2014年50号まで連載され海外でも人気の高い漫画デス。
さて、そんなNARUTOでは、「黒幕」が数珠つなぎで登場することがネタにされるくらい「敵組織の階層化」が進んでいマス。
敵の犯罪組織「暁(あかつき)」のリーダー「ナガト」の裏には、「暁」を裏で操る「オビト」がおり、その裏には「オビト」を誘導する「マダラ」がおり…(まだ裏には‥‥と続きマス)
図にするとこんな感じ。
目下の敵である「ナガト」と戦うわけですが、その根元にはさらなる「悪意」や「陰謀」があり、真の敵がいるわけデス。
この「真の強大な敵がまだいる」という考え方が大事デス。
目の前の敵のことだけを見ていては、問題解決には至らないばかりか、結果やられてしまうのデス。
では、やられない(沈没しない)ためにはどうすればいいのデショウ?
敵を見つけ出すこと、そして修業…
アツい少年漫画の世界でも、現実世界でもやらねばならないことは変わりマセン。
それは
- 敵の姿を見つけ出すこと
- 的に対処できるように修業していくこと
デス。
NARUTOでも、新たなる敵が判明し次第、主人公たちは修行をし、対処する力を身に着けていきマシタ。
そう、私たちも一緒です。
この「氷山モデル」を意識し、目の前の問題・課題の裏には、まだ真の敵がいることを忘れないようにしマショウ。
そして、その敵に対処するべく、修業(学習)をするのデス。
このブログがそんな「修業の場」になってくれるといいなと思っていマス。
さて、ここで、注意点を一つ。
子どもの問題行動を、「氷山モデル」で考えるとき、その「敵」は「問題行動・課題」であって「子ども本人」ではないことは忘れないでクダサイ。
むしろ、問題行動を起こしてしまう(課題がある)子は、一緒に戦う仲間デス。
「オレらで、【問題行動という敵、そしてその裏にいる敵(課題】をたおすんだってばよ」デス。
「うろうろしちゃう」問題について
さて、ここで話を元に戻しマス。
ここまで読んでいただいた方ならば、「ウロウロしてしまう」行動の下には「真の敵」がいることはイメージできたと思いマス。
その姿はまだ見えずとも、見極めようとする「マインド」「眼」=「氷山モデル」は獲得しているはずデス。
この「氷山モデル」こそが、グレーをGREATに変える第一歩、「あなただけの写輪眼(※)」デス。
(※)漫画内に登場する相手の動きを見極めたり、特殊能力を発生させたりする目。
では、その真の敵…その正体の見つけ方(氷山モデル、写輪眼の使い方)はどういった方法があるのデショウか。
また次回触れたいと思いマス。
また、よろしくお願いいたしマス。